冷たいものの摂りすぎは体に毒?夏に注意したい胃腸疲れとは - <公式>養命酒製造の通販ショップ
2025年07月01日

冷たいものの摂りすぎは体に毒?夏に注意したい胃腸疲れとは

猛暑日が増える季節には、冷たいものを摂る機会が増えがちです。しかし、冷たいものを摂りすぎると、胃腸の調子を崩すことも少なくありません。そこで今回は、冷たい食べ物・飲み物を摂りすぎることによる胃腸への悪影響について解説します。また、体を温める食事や工夫についても紹介しますので、夏バテしたくない方はぜひご一読ください。

夏場の冷たい飲食物が胃腸に及ぼす影響とは

胃腸の中で働く消化酵素がもっともよく働ける温度は37℃前後と言われています。そのため、冷たいものを摂りすぎて胃腸の温度が下がると、消化酵素の働きが悪化し、胃もたれ・下痢・食欲不振につながるため注意が必要です。

また、腸内環境は自律神経とも深い関わりがあります。冷たいものの摂りすぎによって腸内環境が悪化すると、免疫力の低下や気分の落ち込みにもつながりかねません。このように脳と腸が、自律神経・ホルモン分泌・腸内細菌などを介して相互に影響し合うことを「脳腸相関」(のうちょうそうかん)と呼びます。

脳と腸は相互に関係し合うため、冷えからの胃腸疲れや腸内環境の悪化は、自律神経やホルモン分泌の乱れにつながり、さまざまな体調不良を繰り返す悪循環に陥りかねません。そのため、冷たいものの摂りすぎには注意が必要です。

胃腸を冷やさないためのメニュー

冷たいものを摂りすぎていると感じたら、食事に温かいものをプラスしてみてください。温かいお味噌汁やスープに、ゴボウやにんじんなどの食物繊維が豊富な具材を入れれば、腸内環境を整えることができるでしょう。甘酒や酒粕を少量加えるのもおすすめです。

また、しょうが・からしといった薬味、シナモン・ウコンといったスパイスなどを活用すれば、胃腸と体全体を温める効果を期待できます。夏の定番メニューである素麺や冷奴などには、しょうが・ネギなどを積極的にプラスしてみましょう。

食事以外で温める方法

夏場はエアコンで体が冷えがちです。そのため、室内では体を冷やしすぎないよう温度調整しましょう。職場などで室温調整が難しいときには、腹巻きやブランケットなどでお腹を冷やさないようにしてみてください。もしくは、温かいお茶や白湯を飲んで体を温めるのもおすすめです。

また、デスクワークが多い方は血行が悪くなりがちです。仕事で一息つく際には、軽くストレッチしたり、足首からひざ、太ももへと揉み上げるようなマッサージをしたりしてみてください。血流の滞りを減らせば、胃腸疲れを予防しやすくなるでしょう。

加えて、暑いからといってシャワーで済ませず、湯船に浸かって体を温めることも大切です。温かいお風呂にゆっくり浸かり、リラックスした時間を過ごしましょう。

まとめ

冷たいものを摂りすぎて胃腸が冷えると、自律神経の乱れや免疫力の低下にもつながります。食事に温かいものをプラスし、体を冷やさないよう工夫しながら、元気な胃腸を保ちましょう。
お酒は20歳を過ぎてから。お酒は楽しく適量を。妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与える恐れがあります。飲酒運転は法律で禁止されています。