寒い季節の高血圧に要注意!注意したい症状と冬の高血圧対策 - <公式>養命酒製造の通販ショップ
2025年12月02日

寒い季節の高血圧に要注意!注意したい症状と冬の高血圧対策

冬は気温の低さによって、血圧が高くなりやすい季節です。そこで今回は、高血圧による健康リスクと、冬に実践したい血圧上昇対策を紹介します。血圧が気になる方はぜひ参考にしてみてください。

冬に血圧が上がる原因

「寒い!」と感じ、体が縮こまることはありませんか?これは血管も同じで、気温が下がると、体は熱を逃がさぬよう血管を縮めます。すると、血液が通る道が狭くなり、血圧が高くなります。

また、冬は暖かい室内にいる時間が長くなり、運動不足になりやすい季節です。加えて、年末年始や新年会など、アルコールや塩分の摂取量が増えることも多く、冬は血圧が上昇しやすくなります。

冬の高血圧による健康リスク

血圧の上昇(高血圧)が起こると、流れる血液が血管の内壁を傷つけ「動脈硬化」を引き起こし、脳卒中や心筋梗塞などを発症するリスクが高くなります。

特に、夜間に低下した血圧が早朝に急上昇する「モーニングサージ」では、高血圧性疾患がある方だけでなく、健康診断で血圧に異常が見られない方にも血圧の急上昇が起こる可能性があります。冬は、暖かい布団から出るときやゴミ出しなど薄着での軽い外出時に生じることが多く、日中の血圧が通常でも、朝の血圧だけ高いという方は特に注意が必要です。

加えて、暖かい部屋から寒い廊下や浴室など、温度差の激しい場所を行き来すると、血圧が乱高下し、失神、高血圧性疾患といった健康被害(ヒートショック)を起こしやすくなります。ヒートショックは、浴室内での事故につながりやすいためご注意ください。

冬にできる高血圧対策

冬場は、温度差の激しい場所を行き来する際に、血圧を乱高下させないような工夫が重要です。たとえば、暖かい部屋から出るときは1枚羽織る、首・手首・足首を冷やさないようにサポーターなどを使う、浴室を温めてから入浴する(浴室暖房もしくは少し蓋をあけてお湯を張る)といった対策を取り入れましょう。

モーニングサージ対策としては、暖かい布団の中から寒い部屋に出る際は、布団の中でバタバタと手足を動かしてから出るのがおすすめです。また、すぐそこだからと、朝のゴミ出しに薄着で行かないようご注意ください。

塩分やアルコールを摂りすぎない、野菜や果物、ナッツ類、豆類など、血圧の上昇を抑える効果が期待できる食事内容も意識してみましょう。加えて、比較的暖かい時間のウォーキング、室内で体操・ストレッチなど、「じっと動かない時間」を減らすことも、高血圧対策に有効です。

まとめ

寒暖差対策や食事、運動を意識すれば、寒い季節の血圧上昇リスクを減らせます。体調の変化を感じたら、早めに医師の診察を受けることも欠かせません。元気に冬を過ごせるよう、できることから始めていきましょう。
お酒は20歳を過ぎてから。お酒は楽しく適量を。妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与える恐れがあります。飲酒運転は法律で禁止されています。