「日本蜜蜂のはちみつ」は、日本ミツバチの研究歴20年以上の富永さんが思いを込めて採蜜しています。
富永さんは長年の研究によって、困難な日本ミツバチの養蜂に成功してきました。蜂の生態と蜜の特徴を知り尽くした富永さんのこだわりは、できるだけ自然に近い状態の蜂蜜をお届けすること。そのため、絞られた蜜は、布での自然ろ過と、ビン詰め後の加温処理のみ。当然、蜜には花粉なども残っています。本当は熱をかけたくないのですが、保管条件によっては激しく発酵し、蜂蜜がふきこぼれてしまうこともあったので、熱をかけるようにしました。ただし、熱をかけ過ぎると、蜂蜜の色や風味が変わってしまうため、細心の注意が払われます。
また、混ぜ物のない蜂蜜は温度に敏感で、保管温度が15℃以下になると、白い結晶ができはじめます。地域によっては、屋内で保管していても、すっかり結晶化してカチカチになってしまうこともあります。そうなった場合、フタをゆるめて60℃程度で湯温して、ゆるやかに結晶を融かしていただければ、元の蜜に戻ります。ただし、風味を損ねないよう、火加減には気をつけてください。