ボーっとしてしまうのは脳が疲れているのかも?現代人に多い脳疲労とは - <公式>養命酒製造の通販ショップ
2025年03月03日

ボーっとしてしまうのは脳が疲れているのかも?現代人に多い脳疲労とは

最近、「集中力が続かない」「なかなか思い出せない」ということが増えていませんか?もしかすると、それは、脳が疲れているサインかもしれません。そこで今回は、脳疲労の原因と対策を解説します。知らず知らずのうちに脳に溜まっていく疲れを癒やし、スッキリした日常を取り戻しましょう。

生活習慣の乱れが引き起こす脳疲労とは

脳疲労とは、目や耳から入る情報を処理しきれず、脳の機能が一時的に低下している状態をいいます。人間の脳は、「大脳旧皮質(だいのうきゅうひしつ)」、「大脳新皮質(だいのうしんひしつ)」、「間脳(かんのう)」、に大別されます。

大脳旧皮質は食欲や睡眠を司り、大脳新皮質は言語や芸術などを理解し、大脳の下部にある間脳は自律神経や感情、ホルモン分泌をコントロールするという役割をもちます。

これら3つの脳は、互いに情報をやりとりして指令を出し合いますが、視覚や聴覚から脳に入る情報が増えすぎると、その情報を処理しきれません。例えば、大脳旧皮質が情報を処理しきれなくなると、感情や自律神経をコントロールする間脳の働きも悪くなります。こうした情報過多によって脳のバランスが悪化すると「脳疲労」につながってしまうのです。

脳疲労は、集中力や記憶力の低下、頭痛や肩こり、気分のいら立ちや落ち込みといった症状も引き起こします。また、脳疲労が起こると、生活習慣も乱れやすくなり、さらなる脳疲労を起こす悪循環にも陥りかねません。休憩のつもりでスマートフォンを操作していると、さらに脳を疲れさせる可能性があるため注意が必要です。

今すぐできる脳疲労の対策

脳疲労を起こさないよう「脳をしっかり休ませ回復させる時間を確保すること」を意識してみましょう。

  • 質の良い睡眠サイクルを確立する
    同じ時刻に起床、就寝するのがおすすめです。寝る前にはデジタル機器を使わないようにして、適度な室温・湿度を保ちましょう。夏は、室温25〜28度、湿度45%〜60%、 冬は、室温18〜22度、湿度55%〜65%が目安です。
  • リラックスする時間を作る
    目や耳を酷使したら、リラックスできる時間を確保しましょう。デジタル機器から離れ、ゆったり心地よい音楽を聴いたり、アロマを焚いたり、散歩に出かけて景色を眺めてみるのも良いでしょう。自分に合った気分転換を見つけてみてください。
  • 生活習慣を見直す
    無理のない筋力トレーニングやウォーキング、ストレッチなどで血流を促す習慣をつけると、脳の疲労回復に役立ちます。加えて、栄養バランスの良い食事メニューを意識してみてください。特に食事の面では、疲労回復に役立つビタミンB群の摂取がおすすめです。

まとめ

スマートフォンは便利ですが、不要な情報によって脳を疲れさせているかもしれません。ついついSNSや動画を見過ぎて、夜更かししていませんか?意識的に脳を休ませて回復させる時間を作り、爽やかな気分で毎日を過ごしましょう。
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