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2024年11月01日

セーターやドアノブでバチッ!不快な静電気の放電が起きる原因と対策

冬になって空気が乾燥してくると、ニットやドアノブなどでバチっ!と感じる静電気。痛みはもちろん、刺すような不快感に苦手意識を持つ方も多いでしょう。そこで今回は、なぜ冬になると静電気の影響が大きくなるのか、その原因と有効な対策をご紹介します。静電気の影響を抑え、快適に冬を乗り越えましょう。

バチッと不快な静電気の放電はなぜ起こる?

静電気とは、人間の体も含め物質内に溜まった電気のことです。通常電気は、プラスとマイナスがバランスよく釣り合った状態にあります。この状態であれば、電気が自然に放電されるため、体感はありません。

しかし、冬の空気の乾燥や、セーターの摩擦などが原因になって、プラス・マイナスのバランスが崩れると、自然に放電されにくくなり、静電気はどんどん体に溜まっていきます。
そして、この状態で、電気を通しやすい金属製のドアノブなどに触れると、バチッ!と一気に静電気が放電され、痛みや不快感を覚える、というわけです。

特に、湿度20%以下、気温20℃以下になると、プラス・マイナスのバランスが崩れた静電気が発生しやすいといわれています。また、肌の水分量が少ないと、静電気を溜め込みやすくなるため、静電気を避けたいなら、普段の生活習慣や保湿ケアも意識してみましょう。

静電気を溜めない対策3つ

不快な静電気の放電による痛みを防ぐためには、保湿ケアを行うほか、過ごす環境などを工夫して、静電気を溜めないことが大切です。

  1. 部屋の空気を乾燥させないようにしましょう。加湿器を使う、水の入ったコップを置く、アロマディフューザーを使うといった方法で、部屋の湿度を60%程度に保てば、静電気が溜まりにくい環境を作れます。
  2. 入浴時に体をゴシゴシ洗う、熱すぎるお湯に長時間浸かるといった行為も、肌の乾燥を招くため要注意です。体は泡で優しく洗い、40℃以下の熱すぎないお湯を使いましょう。入浴後は、化粧水・美容液・乳液・クリーム(ボディも含め)などを使って保湿ケアを行い、日頃からこまめに水分補給を行いましょう。
  3. 化学繊維は静電気を溜めやすい素材なので、身に着ける下着は、吸水性に優れた麻や綿といった、天然繊維のものがおすすめです。

まとめ

空気や肌の乾燥、摩擦、帯電しやすい衣類によって、静電気は溜まりやすくなります。まずは、部屋の加湿や肌の保湿ケア、衣類の選び方を工夫してみてください。静電気が溜まりにくい状態をキープして、あのバチッとした静電気の放電を防ぎましょう。
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