春から初夏にかけて、心地よい気温や新生活にワクワクする一方で、寒暖差や生活環境の変化などがストレスになりがちです。そこで今回は、変化の多い季節を元気に乗り切るコツをまとめました。心身をしっかりケアして、新しい生活を元気に過ごしましょう。
生活リズムとは、起床時間・通勤時間・食事のタイミング・リラックスできる時間など、1日の活動内容や、そのタイミングを指します。
環境の変化が多い季節は、生活のリズムが乱れがち。リズムが崩れると、体に以下のような変化が現れることがあります。みなさんにも、心当たりはありませんか?
このようなことが増えているなら、体がSOSのサインを出しているのかもしれません。
まずは、朝起きる時間を決めましょう。平日と休日で、起床時間に2時間以上差が出ないようにするのがポイント。おすすめの起床時間は、午前6時~7時です。
人の体は、午前5時頃から血糖値を上げるホルモンが増加するといわれています。起床後1時間以内に朝食を摂れば、少ないインスリンで血糖値を下げることができ、自律神経も整いやすくなるでしょう。
朝食には、パン・米・いも類など、活動エネルギーの源である「糖質」と、体内時計の調整を助ける、肉・魚・大豆製品など、「たんぱく質」が摂れるものを。朝起きたらカーテンを開けて朝日を浴びたり、朝食後に軽い運動したりするのもおすすめです。
昼食も同じ時間に摂ることが理想的。しっかり噛んで、食事のリズムを整えていきましょう。
また、人は90分周期で活動をしているため、仕事や家事の休憩は90分ごとに取るのがおすすめです。
夕食は、消化が促進されやすい18時~19時に。アルコール飲料を飲む方は、21時までに飲み終えるとよいでしょう。もちろん、健康のことを考えるのであれば、休肝日を作ることもお忘れなく!
夜寝る前には入浴がおすすめです。人の体は、体温が下がっていくときに心地よい眠気を感じます。就寝2~3時間前の入浴で深部体温を上げ、自然と体温が下がるようにしてみてください。
寝付きと睡眠の質がよくなるよう、就寝1時間前からスマホやPCの画面を見ないようにすれば、翌日の目覚めが爽やかになるはずです。