夏だけじゃない! 乾燥している冬にも「脱水症」になるって本当? - <公式>養命酒製造の通販ショップ
2022年12月01日

夏だけじゃない! 乾燥している冬にも「脱水症」になるって本当?

冬になると、のどや肌が乾燥しやすくなりますよね。夏のイメージが強い「脱水症」ですが、実は、冬でも注意が必要です。そこで今回は、寒い季節にも気をつけたい脱水症について、原因と対策をご紹介します。体全体のうるおいをキープして、冬を元気に過ごしましょう。

体重に対して1~2%の水分が失われると、軽度の脱水症になる

私たちの体は、半分以上が水分です。水分の占める割合は、成人男性は約60%・女性は約55%・赤ちゃんは約76%と、年齢や性別、体重などで異なりますが、どんな人も水分の補給・維持が欠かせません。厚生労働省の資料によると、人には1日あたり2.5リットルの水が必要とされており、食事に含まれる水分などを考えると、1.2リットル程度を飲み水として飲むのが理想です。

体重に対して1~2%の水分が減少するだけでも、軽度の脱水症になります。1~2%と聞くと、ほんの少しのようですが、体には大きな負担となるのです。

冬は、空気の乾燥により肌や粘膜から水分が蒸発しやすく、厚着のまま暖められた室内に入ると、汗をかきやすい傾向にあります。また、寒い季節は「水分をこまめにとりましょう」といった注意勧告も少ないため、夏場と同様に意識的に水分補給を心掛けることが大切です。

のどが渇く前に、水分補給するのが正解!

「のどが渇いた」と感じる場合には、すでに軽度の脱水症になっていると考えられます。そのほか、手先がカサカサする・口内がねばつく・体がだるい・めまいや立ちくらみが増えるといった場合は、脱水症のサインかもしれません。脱水症にならないよう、事前にしっかり対策しておきましょう。

・対策1:水分補給
まず、こまめな水分補給が大切です。コップ1杯の水分を、起床後・就寝前・入浴前後・朝昼晩の食事のタイミングで飲むようにしてください。コップ1杯は約180~200mlなので、このタイミングで水分補給をすれば、1日に必要な1.2~1.4リットルの水分を摂れます。

運動する方は、運動前後にもコップ1杯を追加してみてください。また、体を冷やさないよう冷たい水は避けるのが賢明です。起床後は、白湯を飲むと体が温められるでしょう。

・対策2:部屋の湿度や温度を適正に
部屋の湿度は、加湿器などを使い50~60%前後にキープするのがおすすめです。空気の乾燥を防げば、体内の水分が蒸発するのを防げるほか、感染症対策にもなります。また、暖房器具で部屋を暖めすぎると、無意識のうちに汗をかいていることも…。特に睡眠時は汗をかきやすいので、暖めすぎないよう注意しておきましょう。

まとめ

乾燥しやすい冬は、部屋の湿度・温度をしっかりコントロールして、こまめな水分補給を意識することが大切です。自身が気付かないうちに「かくれ脱水症」になっていることもあるので、しっかり管理して、元気に冬を乗り越えましょう。
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