実りの季節でもある秋は、美味しいものがたくさん出回り「食欲の秋」と呼ばれています。そこで今回は、食欲の秋に欠かせない旬の食材と簡単な調理法をご紹介。健康を助ける栄養素もたっぷり詰まっているので、美味しく健康に秋を満喫していきましょう。

野菜も魚も果実も！秋の食材と栄養素

秋が旬の野菜は、サツマイモ・レンコン・ゴボウと根菜が多く、肉厚な食感と根菜ならではの香りが楽しめます。食物繊維はもちろんのこと、カリウムやマグネシウムなど、高血圧の予防や骨の強化に役立つ栄養素が豊富なのも嬉しいポイントです。

魚では、サンマ・サバ・鮭・カツオなどが旬です。魚には、DHA（ドコサヘキサエン酸）やEPA（エイコサペンタエン酸）など、血液をサラサラにしたり、脳細胞の働きを活発にしたりする効果が期待できる栄養素が含まれています。また、鮭はビタミンB群が豊富なので、肌や粘膜の健康もサポートしてくれるでしょう。

果実であれば、ビタミンやカリウムを摂取できる栗・柿・梨が旬です。

加えて、秋といえばキノコを想像される方も多いはず。ハウス栽培が主流なので、1年中スーパーで手に入るものの、多くのキノコは秋が旬です。たんぱく質・ビタミン・カルシウム・食物繊維などが含まれているので、健康的にダイエットしたい方にも向いています。

秋の簡単レシピ1：レンジでできるふかし芋（サツマイモ）

1. サツマイモ（250g前後）全体を水で濡らしたキッチンペーパーで包み、その上からラップで包む
2. 皿に乗せて、600Wのレンジで1分半加熱した後、150Wで15分を目安に加熱（150Wがない場合は、200Wで10分）
3. 皮の上から竹串を刺し、スッと通ったら完成

キッチンペーパーは、水浸しになるくらいたっぷり濡らした後、軽くしぼってください。竹串がスッと通らないときは、数分ずつ加熱時間をプラスしましょう。焼き芋のようなホクホクのサツマイモがいただけます。

秋の簡単レシピ2：キノコのおひたし

1. シメジ、エリンギ、マイタケ、シイタケなど、お好みのキノコ（全部で400g前後）をひと口サイズにカットして、耐熱ボウルに入れる
2. ボウルにごま油（小さじ1）、めんつゆ（ストレート大さじ3）、水（大さじ1）、を入れて、ラップをかけ、600Wのレンジで4分加熱
3. 粗熱をとって完成

キノコには水溶性ビタミンが多く含まれているため、水で洗わないのが正解です。汚れが気になる場合は、ペーパーなどで拭き取ってください。加熱で出た水分もいただくことで、栄養素をもれなく摂取できます。

まとめ